ジャニーズファンにとって、夏の現場が終わりつつありますが、2017年夏の現場(特にキントレ)ではコンサート中のルール違反が目立っていたようです。
ですので、今回は知っているようで知らないコンサートルールについてお話ししていこうと思います!
すでにルールを知っている方も、今一度確認してみてください♪
1.団扇
まずは団扇についてです。
応援グッズの1つとして欠かせないもので、最近ではとても手の込んだ手作り団扇を見かけますよね。
そこで知っておきたい団扇のルールです。
団扇には、ジャニーズ事務所が定めている公式のサイズがあります。
この公式サイズから、文字がはみ出してしまっていたり(規定外)、団扇の周りに装飾を付けることは禁止されています。
コンサート中に団扇を複数枚持つことも禁止で、団扇は胸の高さまで、と決まっています。
又、団扇以外のボードや垂れ幕などはもちろん禁止です!
厳しい現場では、団扇から文字がはみ出していると、その場ではみ出している部分を切らされたり、場合によっては団扇を没収されることもあるようなので、手作り団扇を作る際は、文字がはみ出さないように作って下さいね。
2.ペンライト
次にペンライトについてです。
ペンライトは《公式のペンライトのみ持ち込み、使用が可能》ですが、最近では団扇が持てない現場もあることで、ペンライトのマナー違反が目立っているのが現状です。
団扇が持てない現場では、顔を覚えてもらっているファンではない限り、担当に気付いてもらうことは難しいこと。
そこで、団扇が持てない現場でよく使われているペンライトが《キンブレ》と呼ばれる非公式のペンライト。
このペンライトに担当の名前が印刷されたものを入れることで、ペンライトの光と一緒に文字が見えるので、団扇がなくても担当にアピールが出来るというわけです。
ですが、キンブレは非公式なのでもちろん禁止です。
又、ペンライトを使って、ファンがファンを叩くという事件も起こっているようです。
ペンライトは一歩間違えれば武器になってしまいます。
ペンライトは周りの人に迷惑にならないように、気をつけながら使用しましょう。
3.撮影・録音・録画
次は、撮影・録音・録画についてです。
もちろんですが、コンサート会場内、公演中は《撮影・録音・録画は禁止》です!!
コンサート中は携帯電話、スマホは電源を切るかマナーモードにするのが基本です。
コンサートに行ったことがある方は、見たことがあると思いますが《会場内、撮影・録音禁止》と書かれたボードをスタッフが持ち、会場内を回って撮影しているファンがいないか見回りをされています。
コンサートに行った記念にと、会場内のセットを撮影するファンもいるようですが、会場内を撮影していたファンがいても「撮影禁止ですよー」と声をかけるだけで、撮影した写真を削除させるまではしないようなので、撮影をするファンが減らないのが現状です。
しかし、最近では《双眼鏡型カメラ》というものもあり、双眼鏡でタレントを見ているとスタッフを勘違いさせておいて、カメラを使ってコンサートを録画している悪質なファンもいるようです。
この悪質なファンの取り締まりが強化されつつあるのですが、その裏側には、盗撮など一切していない善良なファンが盗撮をしてると間違われ、退場されられてしまうという悲痛な事件も起こっています。(間違われたファンの方はコンサート中“防振双眼鏡”を使っていたようで、防振双眼鏡にもランプがついていることで、盗撮と間違われてしまったようです。)
一部の悪質なファンがいるために、善良なファンが楽しめないというのは悲しいですよね。
4.座席
次は座席についてです。
ジャニーズのコンサートは基本的には、指定席が多いと思いますが、コンサート中の座席の移動は禁止です。
タレントが通路を通るから自分は通路横の席ではないけれど通路に行く、という行為をよく見掛けます。
ですが、これはタレントの怪我に繋がりかねない、危険な行為です。
少しでもタレントを近くで見たい、一瞬でいいからタレントに触れたい、という気持ちも分かりますが、大好きなタレントが怪我をしてしまっては意味がありません。又、自分自身が怪我をしてしまう可能性もあるのです。
座席移動は、タレントや自分自身の怪我にも繋がりますので、絶対にしないようにしましょう。
5.MC
最後はMCについてです。
本来、MC(マスターオブセレモニー)は司会、司会者などの意味ですが、それが転じて曲と曲の合間のおしゃべりタイムが《MC》と呼ばれています。
デビュー組に限らず、ジャニーズJr.の単独コンサートでも必ずあるMC。
MCはタレントが喋る時間であって、ファンが叫んでもいい時間ではありません。
よくMC中に、タレントの個人名を叫ぶファンもいますが、禁止です。
タレント側も基本的にファンの問いかけに答えてはいけないのですが、たまに答えてしまうタレントもいるので、タレント側にも多少非はあると個人的には思います。
ですが、もちろんMC中に叫ぶファンがいなくなれば、タレント側も答えないわけですから、ファンがしっかりマナーを守っていれば問題はないのです。
中にはMCが面白いと定評があるグループもあり、MCを楽しみにコンサートに行くファンも少なからずいます。
そんなファンの方の為にも、タレントの為にも、MC中は叫ばず、静かにしましょう。
大まかなコンサートのルールは以上です。
一人一人がモラルを待ち、ルールを守ることで、誰もが楽しめるコンサートになるはずです。
タレントに「ルール守ろうよ」と言わせるなんて辛くないですか?
これを機に、今一度コンサートのルールを確認してみてください。